2012年9月23日日曜日

シューマッハのスペシャルビール(Latzenbier)

9/20(第3木曜日)は、我が宿の至近に本店を構えるブルワリー シューマッハ(Schumacher)の
特別な日であった。

ラッツェンビア(Latzenbier) 値段覚えてない...
一杯2EURはいかなかった思う

デュッセルの地に足を踏み入れた多くの日本人があれこれやと詳しい記録を残してくれている
ため、この「特別な日」詳細はそちらを参照いただくとして、ここでざっくりと表現してしまうと、「年に3回だけ、Latzenbier(ラッツェンビア)と呼ばれる普段よりも少しアルコール度数の高めなビールを提供する日」である。度数が高めと言っても、普段が4.4%ぐらいで、 Latzenbierが5.5%(?)ぐらい。
度数が高い分、普段よりもしっかりした飲みごたえ(のどを通過する際の種々の刺激が一回り強く感じる)であるが、それ以外の味や香りに関してはあまり違いが判らない。
ただ、周囲のドイツ人たちの熱狂ぶりが半端ない。

会場入り口付近から、中を向いて撮った写真。
17時時点で既にすし詰め状態。

上の写真は、会場の中だけが写っているが、外も似たような状態。

会場内に入れる人数はある程度制限されていて、
制限人数に達する前に会場に入れた人は、
このような紙製の腕輪を渡される。手洗いなどに立った場合でも、
これがあれば再び会場に戻ることができる。

んで、この腕輪がもらえなかった人は、会場の外(普通の歩道)でビールを飲むか、ゲート付近で入場待ちをする。宵の口ごろにはSchumacherの前はカオス状態である。 実は当初、先輩と2人だけでここに来ようと企んでいたのだが、最終的に職場のドイツ人と連れ立ってくることになったのだが、これは大正解であった。彼がいたからこの腕輪が手に入り、Latzenbierの祭りを堪能できた。おそらく、日本人だけできていたら外からこのカオスを眺めて立ち去っていたと思う。会場内にも我々以外、日本人はおろかアジア人の姿を見ることはなかった。

 バンドの生演奏でいい感じに盛り上がっている。


つまみ。確か写真に写っている量で4,50EURだったと思う。
フランスパンのへたのような感じの硬めのパンの上に
豚の生肉をなめろう状にしたものと生タマネギが乗っている。
 豚の生肉は日本ではまず味わえない代物であるが、こちらでは(鮮度に注意したうえで)気軽に楽しむことができる。ただし、アルコール飲料とともに楽しむほうが良いとされている。肝心な味は、、
上手いです。 ちょうど、ネギトロを食っている感じです。しかし、魚臭さがなく、かつ肉のうまみが強いので、ネギトロよりも親しみやすい味。土台のパンがシャリなのだと思うと、まさに寿司と同様。これをドイツ人に言うと、「German sushi」と言って喜んでいた。


デュッセル市内各地のブルワリーでは来月、再来月にも同様のイベントが行われるらしい。
ぜひとも挑戦したい。

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